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インターネット広告の変遷

広告主の目的を効果的かつ効率的に実現するべく、進化を遂げてきているインターネット広告ですが、それを支えているのがアドテクノロジーの進化になります。
アドテクノロジーが生まれた背景には、広告主側の「できるだけ安く広告を出したい。」、媒体側の「できるだけ高く広告枠を売りたい」という思いが根本となっています。

ここで、ディスプレイ広告の変遷について簡単に見ていきたいと思います。

▶純広告
広告主が掲載期間、場所(サイト)を選び、掲載
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▶アドネットワーク
媒体特性ごとに、ターゲティングした広告配信が可能に。
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▶DSP(Demand Side Platform)
広告主が複数のアドネットワークを一括管理でき、広告効果を最大化できる。
ユーザーに対してのターゲティングが可能に。
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上記のように、インターネット広告の歴史は、よりユーザーにとって価値のある広告を配信することで、広告の効果を高め進化し続けている歴史となります。その為には、ユーザー情報を利用した「ターゲティング」がキーポイントになります。

ダイナミックリターゲティングとは

そもそも、「ターゲティング」とはインターネット広告に限らず、全ての広告にとって欠かせない側面になります。例えば、「ある雑誌Aは、発行部数20万部、読者の多くは女性、平均年齢35歳」等の情報が公開されており、広告主はその情報に従って出稿を検討しています。

インターネット広告においても同様となります。「ターゲティング」広告により、広告主はより多くのユーザーを自社サイトに訪問させることに成功しました。しかし、次の課題として浮かび上がったのは、自社サイトを離脱したユーザーに対してのアプローチとなります。

そこで生まれたのが「リターゲティング」広告。一度サイトに来たユーザーに対して、再来訪を促すような訴求を行い、呼び戻すことを目的とした広告となります。

更に、サイト訪問者に対して単純にバナー広告を掲載するだけでなく、積極的に自社データ(ユーザーのデモグラ特性、サイトのどのページを閲覧していたか、どのページ階層で離脱したか等)を活用しリターゲティングを行う、「ダイナミックリターゲティング」広告が誕生しました。

あるサイトの商品閲覧・購入したユーザーに対して、リアルタイムにパーソナライズド広告を配信することが可能になりました。また、アドテクノロジーの進化により、ユーザーが実際に閲覧・購入をしていない商品でも、興味関心があると予想される商品をバナー上に表示し、そのページに誘導することも可能になってきています。

ダイナミックリターゲティング広告プロダクトまとめ

ここでは、国内において代表的なダイナミックリターゲティング広告プロダクトを紹介していきます。

▶Criteo http://www.criteo.com/jp/
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2011年サービス開始。
日本にリターゲティング広告を浸透させた、フランス発のプロダクト。
サイトを訪問したユーザーの閲覧履歴に基づいた、商品単位のレコメンドバナーを、Yahoo!JAPANなどの国内主要サイトにCPC課金で表示することができる。

▶Googleディスプレイネットワーク/リマーケティング https://www.google.co.jp/ads/displaynetwork/
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2010年サービス開始。
Googleを介して広告を掲載できるすべてのサイトで構成されるネットワークに配信可能。

▶Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)/サイトリターゲティング
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2013年サービス開始。
国内最大級のリーチ数を誇るYahoo!JAPAN内でリターゲティングが実施できることが最大の強み。

▶Dynalyst https://www.dynalyst.jp/legal/index.html
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国内初のスマートフォン広告に特化した、ダイナミックリターゲティング広告。
スマートフォンに特化しており、スマートフォンユーザーへのノウハウがたまっていることが強み。

これから日本にやってくるかもしれない!?ダイナミック広告

ユーザーの特性にあわせて、広告の表示内容が変わることが特徴のリターゲティング広告です。
下記は、イスラエル発ダイナミックリターゲティング動画広告プロダクトの企業の紹介となります。

▶SundaySky http://www.sundaysky.com/
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動画内において、商品画像、価格、詳細説明がされており、その内容がユーザー特性においてパーソナライズドされていくというものになります。従来のダイナミックリターゲティングと比べると、画像やテキストのみでしか訴求できませんでしたが、動画による訴求のため、よりリッチな形で訴求することが可能となります。

実績は、海外では、Vodafone,at&t(アメリカ最大手携帯電話会社),Microsoft等が事例として挙げられています。
サイト内の「gallery」ページにて、事例動画が紹介されております。ぜひご覧ください。

インターネット広告業界の中で、動画が主流となりつつある今日、ダイナミックリターゲティング動画広告が日本に上陸する日も近いかもしれません。

アドテクノロジーは刻一刻と進化しており、その変化には目を離すことができません。
引き続きアドテクノロジー分野は注目です!!