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Amebaの最もシンプルなブログサービス「Simplog」のプロデューサー鈴木裕斗さんからの寄稿です。プッシュ通知の運用事例について書いていただきました。

7日後継続率が10pt伸びた

push開封率は最大で9.4pt伸び、7日後継続率は1ヶ月で約10pt伸びました。(最小値から最大値の差。10%から20%に伸びると10pt)

ほとんど何もやっていないに等しい状態だったので当たり前といえば当たり前ですが、サービスグロースにおいて、継続率10ptアップなど、とんでもなくありがたい数字な訳です。

毎日、毎月、1.1倍のユーザーが上乗せされる訳なので

simplog_2

1ヶ月たてば約1.19倍のユーザーが残っている計算。年間換算すると母数はデカイです。ありがたや。

 

新規登録ユーザーにセグメントしてプッシュ

新規登録から翌日、3日後、5日後の通知を「Growth Push」で実施しました。その中で重要視していたのは大粒(上位概念)から検証すること。pushの効果を左右するパラメータを試しに大粒と思われるものから並べてみると、

・訴求(文言、内容)
・手法(バッジ/サウンドなど)
・時間帯
・期間(どれくらい空けて打つか)
・曜日
・OS出し分け(Androidはテキスト表示が限られてる)

となります。まずはこの中でぶっ刺さる訴求軸は何なのかの検証をしていきました。Simplogはブログアプリですし、体験としても投稿を最もして欲しいと考えており、それまでは投稿訴求を中心に行っていました。

しかし、投稿するネタがいつもある訳じゃないという仮説から「人気の投稿を見てみる」という訴求に変えたところ開封率がアップ。また、「ランキング」というキーワードを入れることで数字が安定してくることも分かりました。

また、時間の検証は面白い結果になりました。登録翌日ユーザーにはお昼、3日目以降のユーザーには21時が最も開封率が高く、3〜5ptぐらいの差が出ました。

今現在進めてる検証としては、OS別の文言出し分け期間(3、5日後を4、7日後に変更)細かい文言要素の突き詰め(疑問符、枕詞)を実施していきつつ、さらに細かい配信設定に落としていく予定です。

 

自分ゴト化できる通知が大事

大前提としてプッシュ通知は「自分に強く関係すること」が重要でありPathのNudgeのようなリアルグラフを取り入れた方法や、自分のブログに興味関心のある人の可視化など、本質的な方法も取り入れたいと思っています。

現在、全ユーザー向けのpushも行っていて、時事ネタが刺さっています。クリスマス、お正月、成人式、雪など天災系、などは事前にコンテンツも準備し、且つ朝からユーザーの動きを見ながらタイミングと内容を決めるようにしており、デモグラがバラバラの全ユーザーに対して何が最小公約数なのかを深く考えるようにしています。

■著者紹介
Yuto Suzuki
渋谷ではたらくかけ出しグロースハッカー。 Simplogのプロデューサーしてます。
Blog:Growth Hack LIVE
Twitter:@YutoSuzuki