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この記事では、アプリ内メッセージ( In-App Message )のコミュニケーション設計とUIパターンついて触れていきたいと思います。

 

 

アプリ内メッセージのコミュニケーション設計で重要なトリガーとアクションの関連性

アプリ内メッセージのユーザーへのコミュニケーションはおおよそ以下のようなかたちになっています。

 

スクリーンショット 2015-05-07 21.26.48

 

トリガー: ユーザーが行動する前の状況・性質・きっかけ

アクション: 条件にあうユーザーが起こすであろう行動

 

つまり、アプリ内メッセージのコミュニケーション設計は、一本の矢印線であらわしたように、トリガーとなるユーザーの状況とアプリ内メッセージを出した後のアクションの関連性が重要になります。

 

例えば、はじめてアプリを起動したタイミングで、お薦めユーザーをだしてヘビーユーザーとライトユーザーをつなげて、サービスの理解を促進させたり、1ヶ月継続利用したユーザー対しては、アプリのレビュー依頼を行ってサービスの良いところを記載してもらうといった、動作に繋がるように対象ユーザーを絞り込むことが大事になってきます。

ですので、単に全ユーザーに対してアプリ内メッセージを行っていくのではなく、対象ユーザーの状態を細かく落としこんで実施したほうが実りのある施策になりやすいです。

 

 

 

アプリ内メッセージで用いる基本的なUIパターン

top_in-app-message_pattern

トリガーとアクションを繋ぐアプリ内メッセージのUIは、大きくわけるとテキスト・画像・バナーの3つがあります。ここでは、事例を交えてユーザーがどういった状況でアプリ内メッセージに触れているか紹介します。

 

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種類:テキスト(ボタン1つ)

識別名:ダイアログ、アラート

ケース:  購入のエラーなどに行き詰まった時など、システムやユーザーのステータスに応じてユーザー側に見えないものを明らかにするために用いられている

 

 

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種類:テキスト(ボタン2つ)

識別名:ダイアログ

ケース:   権限の変更が必要なシーンなど、Yes/Noに優劣がなくユーザー任意で選択をさせる際に用いられている

 

 

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種類:画像(インタースティシャル)

識別名:インタースティシャル、全画面広告

ケース:  ユーザー何かを達成したり、リソースのロード中の待ち時間などをフックに、没入感の高い広告を打ち出したり、サービスの説明をするためのチュートリアルを設けたりする際に用いられている

 

 

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種類:画像(ボタン1つ)

識別名:画像つきダイアログ

ケース:  無料ユーザを対象にプレミアムユーザーへの誘導をするために、機能の説明や魅力をあわせて伝えるために用いられている

 

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種類:画像(ボタン2つ)

識別名:画像つきダイアログ

ケース: 権限の許可やシェアなどの行動をうながすため用いることが多いです。ボタンの色分けなどで主張をするといったケースもあります。

 

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種類:バナー(アイコンとテキスト)

識別名:バナー型の通知, In-App Notification

ケース: “テキスト(ボタン1つ)”と同様に、システムやユーザーのステータスに応じて用いられている。こちらは、ユーザーの行動を阻害することなく状況を知らせることが可能です。

 

 

 

これらのUIパターンをまとめますと、

 

・ユーザーに何らかの変更・許可を求める場合

 →ボタン2つを用いたデフォルトダイアログ

・ユーザーに任意のアクションを行わせたい場合

 →ボタンの有無を問わず、画像つきダイアログ

・システムの状態などが原因による、ユーザーに見えないものを知らせる場合

 →ボタン1つのデフォルトアラート、バナー型の通知

 

が適切だという傾向があります。

 

 

“ダイアログボックス: Dialog box)とは、GUIにおける特殊なウィンドウの一種であり、ユーザーに情報を提示し、必要に応じてユーザーに応答してもらうもの。(ユーザーに何かを伝えたり、ユーザーに何か入力してもらったりといった)ユーザーとコンピュータ間の対話 (dialog) に使われるため、このように呼ばれる。” – wikipedia

 

ダイアログの説明にあるように、あくまでユーザーとの”対話”だということを忘れずに、アプリ内メッセージを活用していければと思います。

 

 

さいごになりますが、私たちのサービスの紹介です。

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私たちはグロースハックの事例をもとに、配信対象ユーザーを絞り込み、アプリ内メッセージを実施して分析するサービス「Growth Message」をつくっています。運用者の目線で開発しているので、かなり柔軟な施策設定が可能です! 今後はさらに便利になる予定ですので、是非使ってみてください。