
アプリで、SEO対策が出来る!?大注目のAppIndexingを調べてみた。
本日は、最近注目を集めているディープリンクと、そこに関係しているAppIndexingについてご紹介をしたいと思います。
ディープリンクとは?
AppIndexingについて説明する前に、前提となるディープリンクについて解説をしたいと思います。ディープリンクという言葉を聞く事は、日に日に増えています。そもそもディープリンクは何なのでしょうか?アプリ文脈で使用されているディープリンクは、アプリ内の指定ページに遷移するリンクというのが正しい解釈になります。
つまり、今までは、アプリのトップページにしかリンクを飛ばせなかったのに対して、ディープリンクの技術を使う事で、例えばアプリのカテゴリーページや、マイページなどに飛ばす事が出来ます。
どうやって使うの?
では、ディープリンクは、どのように使用するのでしょうか。そして、何故、注目されているのでしょうか。
注目されている文脈としては、大きく2つの使用方法があると思います。
①既存ユーザーのアプリでのアクティブ率向上
既にアプリがインストールされているユーザーが、そのアプリと同サービスのWebページを見たケースを想定してみます。Webページからアプリを起動すると、ディープリンクが無い場合は、アプリのトップページが開いてしまいます。
一方、ディープリンクが有効な場合は、Webページからアプリを開いた際に、直前に見ていたWebページに対応したアプリ内のページを表示する事が可能です。
これにより、Webページとアプリが上手く連携を実現でき、アプリを既にインストールしているユーザーのアクティブ率向上が実現出来ます。
②新規ユーザーのアプリでの定着率向上
Twitterや、Facebookなど、他ユーザーがSNSで拡散したリンクから、Webページを表示して、アプリをインスルトールするケースを想定してみます。
例えば、直前にAというWebページを見て、アプリをインストールした際に、ディープリンクが有効になっていない場合は、初回起動でアプリのトップページが開きます。一方で、ディープリンクが有効な場合はどうでしょうか。直前にAというWebページで見たという情報を元に、初回起動で、アプリ内でもAというページを表示する事が出来ます。
これにより、アプリをインストールする契機となったWebページをアプリでも表示する事が出来、ユーザーが欲しいコンテンツを表示する事が出来ます。
上記のように、ディープリンクは、既存ユーザーと新規ユーザー双方共に、成長を支援する技術となっています。
AppIndexingとは
ディープリンクが注目されている大きな理由の中に、AppIndexingがあります。ディープリンクの概要は、Google社が提供する下記動画をご覧頂くと、全体像の把握に繋がります。
AppIndexingが注目されている理由は、今までWebサービスの集客にしか使えなかったSEOでサービスを伸ばすという事が実現出来るためです。
上記の動画でも説明されているように、AppIndexingに対応する事で、検索結果から、アプリ起動とアプリインストールを促す事が出来ます。
どのように表示されるかの参考画像は下記になります。
①アプリがインストールされていないケース
(引用元: http://googledevjp.blogspot.jp/2015/04/app-indexing.html)
Google社のブログで紹介されているように、AppIndexingに対応しているアプリを、当該ユーザーがインストールしていない場合、検索結果の中で、「アプリのその他のコンテンツ」という導線が表示されます。これにより、検索結果からアプリのインストール数増加を実現出来ます。
②アプリがインストールされているケース
(引用元: https://developers.google.com/app-indexing/webmasters/?hl=ja )
アプリがインストールされている場合は、検索結果のタイトル下部に、アプリのアイコンが表示されるようになります。そして、タップをするとアプリが起動する事が出来ます。
これにより、Webページから既存ユーザーのアプリ起動を促す事が出来ます。
AppIndexingもディープリンクを用いたものなので、使用する目的は、既述の通りですが、Web検索から、アプリの新規獲得や、アプリ起動を促すという意味で注目されており、今後、対応する事がサービスにおいて常識となっていく事が予想されます。
どうやったら実現出来る?
弊社のディープリンクツールGrowth Linkを用いる事で、実現が可能になります。ご興味ある方は、是非お問い合わせ下さいませ。
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